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iPhone 12 Pro か Pro Max を買って路上で 3D スキャンをやれ

タイトルの通りなんですが、適当に散歩しながら 3D スキャンをやりまくっていくのが 2020 年代最初に来る新たな遊びだという結論に至ったので、みなさん今すぐ iPhone 12 Pro か Pro Max を買ってやりましょう。やってない人はだれも理解していないと思いますが、最高に楽しいです。

そもそも iPhone で 3D スキャンって何だよって話ですが、今年でた iPad Pro から LiDAR が載るようになって、雑に言うと普通にカメラの情報に深度(カメラから物体への距離です)を乗せられるようになったんですよね。そもそもでいうと AR で使って現実世界にいい感じに物を乗っけるのが目的で Apple としても付けた物っぽいし、実際そういうアプリもいっぱい出ています。でも、正直 AR とか Apple Glasses が出るまでどうでもいいじゃないですか。そうなってくると LiDAR の使い道はエンタメよりも記録、ゲームよりもカメラになってくるはず。そう信じた我々は、iPhone 12 Pro に LiDAR が載ると発表された瞬間、これはハンディな LiDAR 3D スキャンカメラとして革命的な製品になると確信したのです。実際そうでした。最高!

今のおすすめカメラアプリは Polycam です。軽快で雑な画質の合成が速い。ストリートスナップ的なスキャンに向いています。

Polycam - LiDAR 3D Scanner

Polycam - LiDAR 3D Scanner

  • Christopher Heinrich
  • 写真/ビデオ
  • 無料

apps.apple.com

ただオブジェクトファイルの保存が有料なので、ケチりたい人は 3D Scanner App を使うと良いでしょう。こっちは頂点の精度をあげたりできて Polycam にはない良さもあるんだけど、たまに落ちる。

3d Scanner App™

3d Scanner App™

  • Laan Labs
  • ユーティリティ
  • 無料

apps.apple.com

たとえばなんかいい雰囲気の駐車場があるな、と思ったらこのように撮影できます。これの撮影にかかった時間は 1 分ほどです。ぐるぐる回してオオ~ッって言ってる時間はすでに 10 分ぐらいになっているので、10 倍お得ですね。

食べ物も撮影できるんですが、LiDAR の仕組み上光沢があると depth がうまく取れず天ぷらが別世界に行ったり味噌汁がこっちにこぼれてきます。まあそれはそれでいいじゃないですか。

そして保存した 3D モデルを公開できるのがさっきから貼ってる Google Poly になりますが、 見てもなんか全然こんな汚い 3D モデルとか置いてなくて、たぶん場違いなんですよね…。一旦 unlisted で置いていっていますがなんかいずれ怒られそうな予感もあるので、素人が雑に撮影した 3D スキャンをジャンジャン公開できる便利な Flickr 的なものがほしい、と今思っています。そのためにはタイムスタンプや GPS 情報、その他のメタデータもいい感じに乗ってほしいし、そもそもスマホ側でレンダリングするのどうなんだろみたいなのもあり、周辺技術の発展が待たれるところですね。未来からは以上です、早く誰か来てくれ!

 

2020/11/12 追記

なんか Sketchfab はジャンジャン公開できる(むしろ private にするとファイル数の制限がある)って CEO の人が教えてくれました。やった! ジャンジャン公開するぞ!

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